金庫のダイヤルロックで起こる不調について

「あれ、開かない…」うちの金庫はダイヤルロック式なのだが、普段ダイヤルロックはそのままにして鍵のみのロックにしてある。どうせ金庫を使用するのは家族だけだし、開けるたびにダイヤルを合わせるのが面倒だったからだ。だからいつもなら鍵を回せば開くようになっているのだけど…。誰がこんなことをしでかしたのかはだいたい想像がつく。3歳になる息子が、私の目の届かない隙にダイヤルをいじったんだろう。こらーっと怒鳴りつけてやりたいが、彼はすでに夜の夢の中だ。それよりも明日提出しなくてはならない大事な書類が金庫に入っているので、今日のうちに準備しておかなくてはならない。

金庫の前で、ダイヤルロックの番号は何番だったかな、と思いめぐらせてみる。確か半年前くらいにダイヤルロックを合わせたきりだから、番号なんてすっかり忘れてしまったのだ。こんなときに夫は町内会の飲み会で出かけて留守だし…。とは言え、仕方がないので夫に電話して聞いてみることにした。酔っていて答えられないんじゃ…という心配が頭をよぎったが、意外にも夫はすらすらと番号を言えたので無事解決できたのであった。

…と思ったのだけど。夫に聞いた番号通りにダイヤルを合わせたのに、何故か鍵が回らない。もしかして、しばらくダイヤルを動かしてなかったから、壊れたかも!?仕方ないので次の日に鍵屋に来てもらうことにして、その日は諦めたのだった。

次の日、鍵屋を呼ぼうと受話器をつかんだとき、夫がちょうど起きてきたので事の次第を話した。すると夫は昨日の電話のことを全く覚えてないという…まさかと思って番号を聞くと、全く違う番号を口にしたではないか。そしてその番号で合わせてみると、あっさりと開いたのである。昨日の夫はやはり酔っていて、会社の金庫の番号を話してしまったらしい…。全く人騒がせな我が家の男たちに立腹しつつ、書類を大慌てで完成させたのだった。